足利〜太田(栃木県〜群馬県)
前々から太平記がらみで、足利・新田ツアーを考えてました。冬としては暖かい日を選び、とりあえず足利だけ、日帰りで行ってきました。
北千住から東武鉄道の特急りょうもうで足利市駅へ。
渡良瀬川を渡って、まずは足利学校へ。
地元では「学校様」といわれる、日本最古の大学。儒学、易学、兵学などを教えていました。戦国武将・武田信玄が軍師を採用する際、足利学校で学んだかどうかを尋ねていたほど。
この松にわからない字を書いて結んでおくと、翌日には校長先生(16世紀の第7世庠主)がふりがなをふっておいてくれていたという「かなふり松」。微笑ましい交流。
大学の校舎的な。
以前行ったことのある金沢文庫とも、上杉憲実でつながっていました。
続いて鑁阿寺(足利家邸宅)。の前に足利尊氏像。
鎌倉武士の邸宅を寺にしただけあり、四方ぐるりと堀&土塁。
土塁は内側から見るとこのくらい。
備えてますね。平地にあるんですが、攻めづらく守りやすい。
多宝塔と大銀杏。
本堂。火災に遭わず、ほかにも多くの建物が残されています。
足利学校となりの善徳寺。
足利尊氏を開基に開山したお寺で、瓦の剣垂れに足利の「足利二つ引き」があしらわれています。
少し歩いて、足利織姫神社。
足利織姫神社の背後の山に、両崖山城(足利城)という山城があるようなのですが、「両崖山」で検索すると、登る経路が岩場ありでハードだったので、途中の古墳まで行ってあきらめました。季節と装備が悪い(ロングコート着用で行っていた)。文字通り、両方が崖の要害です。
この時点で14時くらい。太田市にも足をのばしてみました。
新田義貞像。
生品神社や反町館など、足利より行きたい場所が多かったのですが、生品神社は駅から8km。他も似たり寄ったりの距離感。バスはというと1時間に1本、あるかないか。
せめて午前中に太田市に入ってないと、日帰りで東京に帰れないかもしれないと早々に断念。
駅前の図書館は、カフェ併設で、新しくきれいでした。
SUBARU城下町だけあって、見たことも無いSUBARUグッズが売ってて、これは好きな人にはたまらないのかもしれません。SUBARU前身の中島飛行機の本はすごく気になった。kindle版買おう。
- 銀翼のアルチザン 中島飛行機技師長・小山悌物語
- KADOKAWA
- 2017-07-28
- 本
新田荘巡りは、また日を改めてということで。
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