2018年無職の旅

2018年9月〜2019年3月 無職期間中の旅。その後も。

21_21 DESIGN SIGHT「民藝 Another Kind of Art」展(東京ミッドタウン)

民藝館に週末に行き、週明けに21_21 DESIGN SIGHTの「民藝 Another Kind of Art」展」に行ってきました。
21_21 DESIGN SIGHTが月曜日も開いているのは、月曜日の時間を持て余していた自分にはありがたいです。遅くまで開いている(18:30まで入館可)のもうれしい。
まずはGALLERY1&2の展示。

『柳宗悦の「直観」』展のように、展示品に品名や背景の説明はありません。用途や、材質や、質感が似通ったものをひとかたまりでガラスケースに入れ、感想の短い言葉が添えられています。ものを愛おしむ視線が感じられます。


撮影可の方の展示室。

壁面に雑誌「民藝」の表紙が並べられています。表紙向けの写真の撮り方、文字の配置の仕方に、一貫した美意識があります。

右手前のやつ、キモカワイイ。

用に沿って作られたものが、美しいんですよねえ。


GALLERY 3では、三宅一生の新作「OBI KONBU」展。

加工によって素材がどのように変化するのか、触って確かめることが出来ます。
OBIは熱加工することで固く丈夫に。KONBUは、つやつやした質感の素材を、縮めることで果物の桃の表面のような起毛した感じに。
MIYAKE DESIGN STUDIOのお仕事って、素材の本質から形を作り上げていくような、ちょっと変わったアプローチが刺激になります。


柳宗悦「美の法門」のハードカバー本をお土産に。私が死んだら棺桶に入れてもらう本にしよう。