2018年無職の旅

2018年9月〜2019年3月 無職期間中の旅。その後も。

水沢〜盛岡、安倍氏最期の地(岩手県盛岡市)

翌朝、早めの電車で盛岡へ向かいます。
盛岡でいったん荷物を預け、いわて銀河鉄道・青山駅で下車。

歩いて安倍氏最期の地・安倍館と厨川柵を目指します。

地名に残る歴史。

安倍館跡に安倍貞任・宗任を祀る神社。

安倍館跡から厨川柵擬定地までは、なだらかな下り坂。左手に北上川が流れています。


厨川柵擬定地はお寺になっています。

柵の看板の裏側に回ってみます。ちょっと高台になっています。

このまま歩いて盛岡駅に戻ります。盛岡駅で電車の合間に盛岡冷麺。

辛いものが得意な方ではないので、辛さは小辛にしてみたものの、もうちょっと辛くても全然いけました。


岩手銀河鉄道で八戸に向かいます。

胆沢城跡(岩手県奥州市)〜鳥海柵跡(岩手県胆沢郡金ケ崎町)

水沢駅でいったん下車、ホテルに荷物を預け、タクシーで胆沢城近くの奥州市埋蔵文化財調査センターへ。

タクシーで「埋蔵文化財センターまで」とお願いしたところ、胆沢城に行くということはアテルイ関連に興味がおありで、と運転手さんに言われました。私の認識は坂上田村麻呂関連だったのですが、地元の方だとそちらの認識ですね。言わなくて良かった。


埋蔵文化財センター裏手にすぐ、胆沢城の復元された築地塀が見えます。

田畑のど真ん中です。
どこからどこまでが遺跡なのか、皆目分からないくらい広々としています。
鳥海柵跡まで歩くまでの間に、胆沢川。

北上川と胆沢川の合流地点の段丘に城跡があります。川の合流点にあるという点は、平泉と共通しています。流域図と史跡を合わせて見てみると面白い。


鳥海柵。

これもんの段差。


鳥海柵の主、安倍宗任は伊予に配流されたとのことで、どこに配流されたのか検索しているうちに、現首相は安倍宗任の末裔という記事にあたり、なぜか動揺。


北上川を渡れば江刺で、時間に余裕があれば回ってみれば良かったと心残りです。考えたら、見たスポットはすべて北上川の右岸でした。


水沢に戻り、夕食。写真はないですが、ホヤの唐揚げを頂きました。野趣あふれるジューシーさでした。合せて広島・呉のお酒を頂きました。(地酒は品切れだった)

中尊寺〜毛越寺(岩手県西磐井郡)

義経堂を後に、中尊寺へ。

参道入口には伝弁慶の墓。

月見坂を登ります。左右は鬱蒼としています。


毛越寺へ。

自転車のレンタル時間の終わる13:00になったので、平泉を後に水沢へ移動します。