2018年無職の旅

2018年9月〜2019年3月 無職期間中の旅。その後も。

久保田城、湊城、出羽柵(秋田城)(秋田市)

翌朝、ホテルでバイキングの朝食。ハタハタの干物、きりたんぽ入り汁物など。前日夜飲み過ぎたのでおかゆで。

朝食後、近くの久保田城へ。

堀が広い。

なんでこんなちょうど良い感じに、平地の真ん中に手頃な丘が・・・という立地。
天守に行く途中に佐竹史料館があったので入ってみる。

佐竹氏といえばへうげものの佐竹義宣。

と猫好きで有名な現秋田県知事。こちらは角館の北家のご出身だったんですね。

間近で見られるので、「こう作ってたのか!」な発見もある史料館でした。


表門。最近の復元らしく、冠木の家紋の色もくっきり。

天守の会った場所は広々。

復元された御隅櫓では、久保田藩の歴史についての展示があります。
火事だ飢饉だと、財政出動必要な事件多すぎでしょう・・・。

二の丸では、期間限定で秋田犬とふれあえるイベントをやってました。
全然吠えないし、人なつこいんですね。

さて、バスに乗って、湊安東氏の居城、湊城址へ。
土崎港の近い、全くの平城。

顕彰碑が建てられているのが、ここに城があったことをわずかに忍ばせます。堀もあったらしいのですが、痕跡は見つけられませんでした。

湊城址から土崎港に方向のすぐのそばに、旧壱騎町の標札。安東氏の家臣で一騎当千の士が住んでいたための町名、と記されています。

出羽柵に歩いて向かう途中で、土崎みなと歴史伝承館。
https://tuchizaki.com/
歴史は7世紀半ば、658年、阿倍比羅夫が顎田の浦(あぎたのうら)についたことから始まっています。

展示されている曳山の題材は、南北朝期に秋田城介・顕任を、幕府の命で安東鹿季が討って、この土崎の新領主になったときのエピソード。


1945年8月14日の空襲についてのコーナーもありました。秋田にあった製油所が目標の、太平洋戦争最後の空襲。

焼けただれたコンクリートの壁が保存、展示されています。生々しい。


ポートタワーへも寄ります。日本海が見えるかと・・・。高所恐怖症で窓まで近づけず、壁にしがみついてこれが精一杯の一枚。

ポートタワーの道の駅で、稲庭うどんのお昼ご飯。じゅんさいの天ぷらが変わった食感で美味い。


出羽柵のある高清水の丘。護国神社から入っていきます。

8世紀前半に作られた最北の古代城柵。大和朝廷がここまで影響力を持っていたというのがすごいけど、この先の北は別の国だったということでもあるんだろうな。

古代の水洗トイレ。

多賀城よりも整備が進んでいて見やすかったです。
日本海に面していると言うことで、大陸との交流も行われていたようで、興味深い。
あと、カモシカみたいな野生動物にも遭遇。


川反のホテルに戻り、ホテル近くで夕食。ハタハタの唐揚げときりたんぽ鍋。ハタハタ大好き。

前の日飲み過ぎの影響を夕方になっても脱せず、この日は酒は飲まずに寝ました。