知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)
この日の朝は激しい雨でした。
ホテル近くのオーブン料理の店で朝食。
黒カレースープがおいしい。自分でも作りたい。
鹿児島中央に着いてみると、指宿線が止まっていました。
しばしお土産など買って待っているうちに、10:30頃に運転再開。
平川駅からバスで知覧に向かいます。
そして別に電車に乗らなくても、鹿児島中央からはバス1本で知覧に行けたのです。完全に下調べ不足。
特攻観音入口で下車。
道路脇の石灯籠には特攻兵があしらわれています。
復元された三角兵舎。
子供の頃、書物などで知った戦争は、被害者としての観点からの恐ろしさでした。
働くようになって、前線の立場になり、この年齢で、若い人を前線に送り出す立場になり、やりきれなさを感じていました。
鹿屋と知覧を見て、何でこんなひどいことをやったのか、悲しさや尊さよりも、自分自身も含めて、悪い流れを生真面目に純化してしまう向きに憤りや恐れの方が勝りました。
余談ですが、勤めていた会社のシステムが、行き当たりばったりの部分最適を繰り返したあげく、業務フローがひどいことになっていて、果たして言い訳以外の意味があるのかという作業内容を、そのまま後任の若い人に引き継いでしまいました。私自身が、ミッションとして下りてきた部分最適にすぎない方針に最適化してしまった果てのことで、苦い後悔になっています。
平和会館近くの「特攻おばさんの店 知覧茶屋」で遅い昼食。
近くに城があるらしいと知ったので行ってみることに。
これが、シラス台地に作られたすごい城跡。
雨で足下がかなりぬかるんでいたことと、虫対策を何もしてこなかったこともあり、弓場城と今城と蔵之城の間くらいまで行ってギブアップ。町歩き用の靴ではとても無理です。
断念したとはいえ、深い浸食谷を利用し防御機能に優れたダイナミックな城で、実際に行く値打ちがある城跡でした。
バス停までの帰り道、知覧飛行場の遺構がちらほら。
今度はバス一本で天文館まで帰ります。
昼食が遅かったため、夜が近くなってもさほど空腹でなく、ホテル近くの「天文館むじゃき」で、有名なしろくまを食べました。
店内で作りたてを頼んだら、文字通り氷がふわふわ。かき氷をこんなにおいしいと思ったことはありません。ベビーサイズでも完食できるか不安に思っていたのも杞憂でした。ものの5分で平らげました。
かき氷後、軽く吞みたいと日本酒バーへ。九州の日本酒ということで、佐賀の「鍋島」。
その後焼酎バーへ移動。
ここで恐ろしいことに気がつきます。
焼酎を食中酒としてはたくさん飲めないけれども、バーで焼酎だけで飲むなら、際限なく飲める(気になる)ということに。
たぶん5種類くらいはストレートで飲んだはず。ホテルに帰った記憶がないけどホテルには帰ってた。
おかげで翌朝にひどいことに。
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