多賀城(宮城県多賀城市)
仙台から乗り換えて国府多賀城へ。仙台から北の本州は、個人的に未踏の地。
今回は多賀城跡を見に行くことが目的です。
国府多賀城駅は、「ここで降りていいんですか!?」と慄くほど鄙びていたけれども。
すぐ駅前に立派な建物が。「東北歴史博物館」と。
当初予定になかったものの、入ってみることに。
もともと西日本の人間ですから、東北の歴史に大変疎いので、最初から最後まで勉強させてもらいました。広くてきれいで、展示も配慮されて充実したいい博物館でした。
そして線路を挟んで反対側の多賀城跡へ。徒歩で。駅にコインロッカーが無いため、6泊分の荷物+PCを担いでの徒歩行。
8世紀前半に築かれた東北における大和朝廷の拠点。
地元に縁がある歴史上の人物だと、北畠顕家がここに来ている。
ちょっと丘。広い。
誰もいない。何もない。
この旅、ところどころでこういう何もないところが出て来ます。
うまく伝えられないのですが、歴史の話を読んで、そこで出てくる場所に行くと、行った本人は、想像力を補う材料になってとても楽しいんです。
手荷物だけで身軽であれば、もっと奥まで歩いていたと思いますが、雨も降りそうなので、ホテルにいったんチェックインすべく、国府多賀城駅から仙台駅経由で多賀城駅へ。
駅周辺で食事をするところを探していると、立派な図書館がありました。
夕食はこの図書館にしました
。
なにやらMacBook開いてないと人間扱いされない(偏見)おしゃれ感。と思ったらTSUTAYA運営。まあ気にせず食べます。当然酒も飲みます。
単価が安いので1人前でくるかという予想を裏切り、単品はたぶん2人前。ひとりぼっち旅なのに。東北産ソーセージの下に敷き詰められたマッシュポテトは、それだけでもおなかいっぱいになる量で、煮詰まってドロドロになったじゃがいもスープだと自分を騙して腹に収めました。
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